✅反り腰とは?
本来、腰の骨(腰椎)は緩やかな前側のカーブを描いていますが、このカーブが更に強くなった姿勢のことを反り腰と言います。
📌反り腰を引き起こす原因
反り腰は、現代のライフスタイルにより多くの人が悩まされている姿勢の崩れです。これらは見た目の悪さだけでなく、体にさまざまな不調を引き起こす原因となります。反り腰は、男性よりも女性のほうがなりやすい姿勢の一つです。
- 1️⃣デスクワークや長時間の座り姿勢
💡 座りっぱなしの姿勢が骨盤を前側に倒してしまう!
✅ 長時間座っていると、骨盤が前側に倒れてしまい(前傾)、腰が反りやすくなります。
✅ 特に、深く腰掛けずに前かがみで座る姿勢が続くと、反り腰を助長します。
📌 例: デスクワークやスマホを長時間使う人は、無意識に骨盤が前傾し、反り腰になりやすい。
- 2️⃣ヒールの高い靴を履く
💡 ヒールを履くと骨盤が前傾しやすい!
✅ ヒールの高い靴を履くと、重心が前に傾き、骨盤が前に傾くクセがつきます。
✅ これにより、反り腰の姿勢が定着しやすくなります。
📌 例: ヒールを頻繁に履く仕事(接客業・モデル・営業職など)の人は、反り腰になりやすい。
- 3️⃣産後の骨盤のゆるみ
💡 出産後の骨盤のゆるみが反り腰を引き起こす!
✅ 妊娠中や産後は、リラキシンというホルモンの影響で骨盤が緩みます。
✅ その結果、骨盤が前傾しやすくなり、反り腰の原因になります。
📌 例: 産後にお腹の筋肉(腹横筋)が弱くなることで、骨盤の前傾が進む。
また、自然分娩の方よりも帝王切開をされた方のほうが、骨盤がゆるみやすくなってしまいます。
📌反り腰が引き起こす身体への影響
ストレートネックは、見た目に悪影響を与えるだけでなく、身体全体にさまざまな不調を引き起こします。以下では代表的な症状を詳しく解説します。
- 腰痛
📌 原因:
反り腰が進行すると、腰椎の前弯が強くなりすぎるため、腰に過度な負担がかかります。これにより、腰の筋肉や椎間板にストレスがかかり、腰痛を引き起こします。
📌 症状:
✅ 腰の下部に痛みを感じる
✅ 長時間の立位や座位で腰が疲れやすくなる
✅ 動いたりすると腰に違和感や痛みが生じる
- 骨盤の歪み・姿勢の崩れ
📌 原因:
反り腰は骨盤の前傾を引き起こし、骨盤が前に突き出ることで姿勢が崩れます。これが猫背や巻き肩を引き起こす原因にもなり、身体のバランスを悪化させます。
📌 症状:
✅ 骨盤が前に出て、お腹が突き出る(ぽっこりお腹)
✅ 背中が反りすぎて、猫背になることがある
✅ 長時間の立位で姿勢がつらくなる
- 筋肉のバランスの崩れ
📌 原因:
反り腰になると、腰部の前面の筋肉(腹筋)が弱くなる一方で、背中や腰の後ろの筋肉(脊柱起立筋)に過剰な負担がかかります。これにより、筋肉のバランスが崩れ、筋肉の緊張やこりを引き起こします。
📌 症状:
✅ 腰や背中が張ってきて、こりを感じる
✅ 腰周りの筋肉が硬くなる
✅ 肩こりや首こりを引き起こすことがある
4️⃣ 膝や股関節の痛み
📌 原因:
反り腰により、骨盤が前傾することで、股関節や膝に必要以上な負担がかかることがあります。特に、股関節が前方に引っ張られるため、膝や股関節の可動域が制限され、痛みや違和感を生じることがあります。
📌 症状:
✅ 股関節や膝が硬く、痛みを感じる
✅ 足を伸ばす動作で不快感や痛みを感じる
✅ 歩行時に膝に負担がかかる
📌反り腰のセルフチェック方法
それでは、自分の腰の状態をチェックしてみましょう!
壁立ちチェック
1️⃣壁にかかと、お尻、背中、後頭部をつけて立つ。
2️⃣腰の隙間に手を差し込んでみる。
3️⃣手がどれくらい入るか確認する。
✅ 手がスムーズに入る&こぶしが入るくらい隙間がある → 反り腰の可能性大
✅ 手が少し入る程度 → 正常な腰のカーブ
✅ 手が全く入らない → 骨盤の後傾の可能性あり(フラットバックになりやすい)
※フラットバックだと、腰椎椎間板ヘルニアなりやすい!
💡 ポイント:
・腰と壁の間に「手のひら1枚分のスペース」が正常な姿勢です。
・隙間が大きいほど、腰が反っている状態です。
📌早めのケアで健康な首を取り戻そう!
反り腰を放置すると、これらの不調が悪化し、日常生活に支障をきたすこともあります。日頃から正しい姿勢を意識し、ストレッチやエクササイズを取り入れることで予防・改善しましょう!
今後の記事でも、姿勢が身体に及ぼす記事も随時投稿しますので、是非お待ち下さい!
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