2025年7月

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発声と姿勢の深い関係

〜声が出しづらい…実は“姿勢”が原因かも?〜 「最近、声が出しづらい」「通る声が出ない」「話すと喉がすぐ疲れる」そんなお悩みを抱えていませんか?実はその原因、姿勢の乱れにあるかもしれません。 声の出しやすさは「姿勢」で決まる 声を出すとき、使っているのは喉だけではありません。呼吸に必要な筋肉や骨格、体幹のバランスなど、全身の協調があってこそ、自然で通る声が生まれます。 特に大切なのは以下の要素です。 つまり、姿勢の乱れは「呼吸」や「声の響き」に直結しているのです。 姿勢の乱れが発声に与える影響とは? 以下のような不良姿勢が原因で、声の出しづらさにつながっているケースは非常によく見られます。 ストレートネック(首が前に出た姿勢) 首が前に突き出ると、喉まわりの筋肉に余計な力が入り、声帯の動きが制限されます。その結果、 猫背・巻き肩(背中が丸く、肩が内側に巻いている) この姿勢では、胸郭(肋骨まわり)が広がらず、呼吸が浅くなります。呼吸が浅いと、声に力が入らず、こもりがちになりやすくなります。 反り腰(骨盤が前に傾いて腰が過剰に反っている) 腰が反っていると体幹の安定感が失われ、腹式呼吸がしにくくなります。その結果、喉に頼った発声になりやすく、声が安定しない・枯れるといった影響が出ます。 声が通りやすくなる「姿勢改善」のポイント 発声を楽にするには、正しい姿勢づくりがとても重要です。日常生活で、以下のポイントを意識してみましょう。 骨盤を立てる 座っているときは、坐骨でしっかり座る意識を持ちましょう。骨盤が後ろに倒れると背中が丸まり、呼吸が浅くなります。 肋骨を開きすぎない 胸を張りすぎると、かえって喉が詰まりやすくなります。軽く胸を開き、肩の力を抜くようにしましょう。 首をすくめない 顎を突き出したり肩を上げたりせず、首をスッと上に伸ばすイメージで。顎は軽く引くと、喉が開きやすくなります。 まとめ:声に違和感を感じたら、身体から見直してみましょう 発声の悩みは「喉の使い方」だけでは解決できないこともあります。実際、整体などで身体のバランスを整えることで、呼吸が深くなり、声が出しやすくなるケースはよく見られます。 「声が出づらい」「喉が疲れやすい」「姿勢も気になる」そんな方はぜひ一度、ご自身の身体の使い方や姿勢から見直してみませんか?

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片側だけに荷物を持つクセが招く身体の歪みとは?

日常のクセが不調の原因に? 日々の生活の中で、無意識のうちに片方の肩や腕だけでバッグを持っていませんか?たとえば、通勤時にいつも右肩にカバンをかける。買い物袋を左手だけで持つ。このような「片側だけに荷物を持つクセ」は、知らず知らずのうちに身体に歪みを生じさせ、肩こり・腰痛・頭痛・姿勢の乱れなど、さまざまな不調を引き起こす要因になるのです。 片側荷重が身体に与える影響 人の身体は、本来左右対称のバランスを保つようにできています。しかし、常に同じ側ばかりに負荷がかかると、以下のような影響が出やすくなります。 よくある症状・こんなお悩みありませんか? これらはすべて、「片側だけで荷物を持つクセ」が関係しているかもしれません。 今すぐできる対策3つ ① 荷物は左右交互に持つ習慣を 意識的に、左右の手や肩を使い分けましょう。毎日同じ側で持たない工夫が大切です。 ② 両肩にかけるリュックを活用 片方にかけるショルダーバッグより、両肩でバランスを取れるリュックが理想的です。 しかし、リュックを使用する際も、紐の長さなどの調整が必要です。 ③ 定期的に身体のメンテナンスを 一度歪んでしまった身体は、自然には戻りにくいもの。整体やストレッチ、姿勢改善のサポートを受けるのも有効です。 まとめ:日常のクセを見直すことが健康の第一歩 片側に荷物を持つクセは、些細なようでいて積み重なれば大きな身体の負担になります。まずは「自分のクセに気づくこと」、そして「日々のバランスを意識すること」から始めてみましょう。 当院では、身体の歪みチェックや、日常生活のクセに合わせたアドバイスも行っています。「もしかして私も…?」と感じた方は、お気軽にご相談ください。