発声と姿勢の深い関係

〜声が出しづらい…実は“姿勢”が原因かも?〜

「最近、声が出しづらい」「通る声が出ない」「話すと喉がすぐ疲れる」
そんなお悩みを抱えていませんか?
実はその原因、姿勢の乱れにあるかもしれません。

声の出しやすさは「姿勢」で決まる

声を出すとき、使っているのは喉だけではありません。
呼吸に必要な筋肉や骨格、体幹のバランスなど、全身の協調があってこそ、自然で通る声が生まれます。

特に大切なのは以下の要素です。

  • 横隔膜と腹筋:呼気のコントロールに関与
  • 背骨・骨盤のバランス:呼吸の通り道を整える
  • 首・肩の緊張状態:喉の開きやすさに影響

つまり、姿勢の乱れは「呼吸」や「声の響き」に直結しているのです。

姿勢の乱れが発声に与える影響とは?

以下のような不良姿勢が原因で、声の出しづらさにつながっているケースは非常によく見られます。

ストレートネック(首が前に出た姿勢)

首が前に突き出ると、喉まわりの筋肉に余計な力が入り、声帯の動きが制限されます。
その結果、

  • 声がかすれる
  • 話すとすぐに喉が疲れる
    といった不調が起こりやすくなります。

猫背・巻き肩(背中が丸く、肩が内側に巻いている)

この姿勢では、胸郭(肋骨まわり)が広がらず、呼吸が浅くなります。
呼吸が浅いと、声に力が入らず、こもりがちになりやすくなります。

反り腰(骨盤が前に傾いて腰が過剰に反っている)

腰が反っていると体幹の安定感が失われ、腹式呼吸がしにくくなります。
その結果、喉に頼った発声になりやすく、声が安定しない・枯れるといった影響が出ます。

声が通りやすくなる「姿勢改善」のポイント

発声を楽にするには、正しい姿勢づくりがとても重要です。
日常生活で、以下のポイントを意識してみましょう。

骨盤を立てる

座っているときは、坐骨でしっかり座る意識を持ちましょう。骨盤が後ろに倒れると背中が丸まり、呼吸が浅くなります。

肋骨を開きすぎない

胸を張りすぎると、かえって喉が詰まりやすくなります。軽く胸を開き、肩の力を抜くようにしましょう。

首をすくめない

顎を突き出したり肩を上げたりせず、首をスッと上に伸ばすイメージで。顎は軽く引くと、喉が開きやすくなります。

まとめ:声に違和感を感じたら、身体から見直してみましょう

発声の悩みは「喉の使い方」だけでは解決できないこともあります。
実際、整体などで身体のバランスを整えることで、呼吸が深くなり、声が出しやすくなるケースはよく見られます。

「声が出づらい」「喉が疲れやすい」「姿勢も気になる」
そんな方はぜひ一度、ご自身の身体の使い方や姿勢から見直してみませんか?