日常のクセが不調の原因に?
日々の生活の中で、無意識のうちに片方の肩や腕だけでバッグを持っていませんか?
たとえば、通勤時にいつも右肩にカバンをかける。買い物袋を左手だけで持つ。
このような「片側だけに荷物を持つクセ」は、知らず知らずのうちに身体に歪みを生じさせ、肩こり・腰痛・頭痛・姿勢の乱れなど、さまざまな不調を引き起こす要因になるのです。
片側荷重が身体に与える影響
人の身体は、本来左右対称のバランスを保つようにできています。
しかし、常に同じ側ばかりに負荷がかかると、以下のような影響が出やすくなります。
- 骨盤や背骨の歪み
重心が偏ることで、骨盤や背骨に歪みが生じやすくなります。 - 肩や首の左右差
肩の高さが違う、首が片側に傾く、頭の位置が前に出るなどのアンバランスが生じます。 - 筋肉の緊張とコリ
片側の筋肉が常に緊張状態となり、肩こりや背中の張りが慢性化します。 - 脚の長さの見かけ上の違い
骨盤の歪みにより、脚の長さに差があるように感じることもあります。
よくある症状・こんなお悩みありませんか?
- 最近、肩こりや首の痛みが取れにくい
- 腰の片側だけが張って痛む
- 写真を撮ると、肩の高さが違う
- 猫背や反り腰が気になる
- 靴の減り方が左右で違う
これらはすべて、「片側だけで荷物を持つクセ」が関係しているかもしれません。
今すぐできる対策3つ
① 荷物は左右交互に持つ習慣を
意識的に、左右の手や肩を使い分けましょう。毎日同じ側で持たない工夫が大切です。
② 両肩にかけるリュックを活用
片方にかけるショルダーバッグより、両肩でバランスを取れるリュックが理想的です。
しかし、リュックを使用する際も、紐の長さなどの調整が必要です。
③ 定期的に身体のメンテナンスを
一度歪んでしまった身体は、自然には戻りにくいもの。整体やストレッチ、姿勢改善のサポートを受けるのも有効です。
まとめ:日常のクセを見直すことが健康の第一歩
片側に荷物を持つクセは、些細なようでいて積み重なれば大きな身体の負担になります。
まずは「自分のクセに気づくこと」、そして「日々のバランスを意識すること」から始めてみましょう。
当院では、身体の歪みチェックや、日常生活のクセに合わせたアドバイスも行っています。
「もしかして私も…?」と感じた方は、お気軽にご相談ください。
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